長崎出張編②まさかの佐賀!温泉の街の看板的公衆浴場「嬉野温泉公衆浴場 シーボルトの湯」
こんにちは、ポンスケです。
前回お伝えしました通り、私出張で長崎に行っておりました。
せっかく九州に来たのだから地元の銭湯や温泉をあますことなく
堪能してやろうと思ったのですが、あくまでも仕事での出張。
しかもカツカツのスケジュールで動いていたため、思ったほど堪能できず。
結構地方の銭湯はしまっちゃうのも早いですからね…
そんなわけで前回は苦し紛れにホテルの紹介と相成ったわけですが
今回はそんなどうちゅう偶然にもかの有名な公衆浴場による機会があったので
レポートしたいと思います。
そんなわけでやってきたのは
すみません、はやくも長崎じゃなくなってしまいました。
そもそも長崎の温泉地って大きいところだと街中から離れてる
雲仙温泉のあたりくらいで以外なかったという…
そんな中意外と長崎からアクセスがいいのが佐賀の嬉野温泉。
有名な佐世保からは40分程度と、
だいぶアクセスがいいわけです。
大正風のゴシック建築がなんともかわいらしくおしゃれな建物。
名前の由来は教科書にも出てくるドイツ人医師で日本の研究家でもあった
シーボルトも入ったということから来ているのだとか。
ちなみあまり歴史に強い方ではないですが、
シーボルトも記念館は長崎にあったりと主に「長崎で有名」ってイメージが
強い人ですが、そんな彼も佐賀の嬉野温泉に来ているのだから
長崎出張ネタで嬉野温泉に来ている私の趣旨も正しかったわけです。多分。
さてさて、そんなこんなで入り口に入ると早速色物集が半端ないですが、
まず向かって左手の樽詰めになった肉まんみたいな彼は、
嬉野温泉の公式キャラクターのゆっつらくん。言いづらいなゆっつらくん!
肉まんではなく温泉の湯気をイメージたキャラクターだそうです。
そして右手の白刃取りコントを繰り広げているのはどうも近くにある
忍者村とのコラボのようです。
中に入るとこんな感じに天井の広い開放感のあるロビーが。
ちょっとしたソファーなんかもあって湯上りにボーっとするにはいい感じそう。
それからロビーにはこんな感じの水槽がいくつかあったのですが…
なぜかトリケラトプスとTレックスもとらわれていました。
とりあえ陸生の恐竜を水槽飼いでいいんでしょうか?
濃いメンツがまた一人…。
そんな濃いメンツ勢ぞろいなシーボルトの湯ですが、温泉自体は硬派に
温泉浴槽のみ。2つ浴槽がありますが、どちらも体感差は感じなかったので
同じ温泉と思われます。重曹泉の無色透明な温泉は、香りなどは無く、
うっすらとぬめりを感じる優しい湯。
皮膚や分泌物を乳化させ、肌をつるつるにさせる効果があるそうです。
温度計はなかったけど多分
40~41度くらい?熱くもなくぬるくもなくちょうどいい湯加減でした。
あえて浴場もシンプルなことで、公衆浴場らしさが出ていて
これはこれでいい感じです。お客さんも観光客っぽい人と、
地元の常連らしき人が半々くらいでした。
また、2階にはこんあ感じの食堂スペースもあります。
畳もあるのでちょっとした仮眠も可能。
ちなみにお風呂に入らなくてもここは100円で利用できるので
温泉街の散歩に疲れたら休憩場所としてもいいかもしれません。
ちょっと驚いたのがメニューは食券を買った後自分で出前を頼むシステム。
斬新ですが、公衆浴場ならではの街の食堂との協力姿勢があるのかもしれません。
ちなみに湯上がりに欠かせないビン牛乳系の飲料などは
自販機であるのでご安心を!
時間があれば他にもいろんな宿の温泉に入りたかったところですが、
温泉街であえて公衆浴場に入るのも地元の空気感みたいなものが
変に高い宿に泊まるよりも見えて来てこれはこれでおもしろいと感じました。
嬉野温泉、今度はプライベートでゆっくり来たいものです。
<今回紹介した施設>
【入浴料】
大浴場一般券 70歳以上 300円
大人(中学生以上70歳未満) 一般 400円
大人(中学生以上70歳未満) 身体障害者等 300円
こども(小学生) 一般 200円
こども(小学生) 身体障害者等 100円
【休憩室利用 】
※大浴場又は貸切湯を使用した者については、無料。
大人(中学生以上) 100円
こども(小学生) 50円